外来診療
地域のみなさまのかかりつけでありたい。
「気になる症状があるけれど、どの診療科を受診したらいいかわからない」「複数の問題を抱えていて複数の医療機関を受診している」。そんな方にとって、いちばん身近な存在になれるのが私たち「家庭医」です。年齢や性別、症状に関係なく、ご家族全員の健康をサポートします。「家庭医」は、長年のおつきあいを通して、患者さまの価値観や人生観、家族の状況などを把握しています。そうした状況や患者さまの想いをしっかりと見極め、一人ひとりの患者さまにとって、最も適した医療を提供することも、私たち「家庭医」の大切な役割の一つです。
外来診療
乳幼児・お子さんからご高齢の方まで、臓器や症状で区別せず幅広く診療します。発熱や鼻水・咳、頭痛、めまい、お腹の不調、倦怠感、皮疹、関節痛・腰痛、しびれ、尿のトラブルなどの身近で日常的な症状、生活習慣病(高血圧症・脂質異常症・糖尿病など)、貧血、花粉症、気管支喘息、不眠といった一般的な慢性疾患、さらに婦人科系、気持ちの落ち込みといった、他で相談しづらい症状などどんなことにも対応します。常に「全体をみる」という姿勢で診療に臨んでいます。
内科
当院では、血液検査、尿検査、X線検査(レントゲン)、心電図検査、超音波検査などができます。また睡眠時無呼吸症候群の検査も可能です。必要に応じて病院など専門医療機関へご紹介します。さらに、例えば慢性心不全、肺気腫、狭心症、慢性腎臓病、骨粗鬆症、前立腺肥大症など他院で診断された疾患の管理や、癌や大きな手術など病院での治療が落ち着いた段階で引き継いで継続いたします。
小児科
赤ちゃんやお子さんのこともご相談ください。発熱や風邪、さらにアトピー性皮膚炎、湿疹、おむつかぶれなどの皮膚の症状、耳を痛がっている、中耳炎が心配など耳や鼻の症状なども赤ちゃんやお子さんにはよくある一般的なもので、私達家庭医の得意分野です。さらに、もし普段の生活や学校生活で気になることや他で相談できないことなどがあれば、力になれるかもしれませんのでお話しください。
予防接種
予防接種には個人を守ることと社会を守ることの2つの役割があります。予防接種でその病気に対する免疫がつくられ、受けた人の感染症の発症や重症化を予防することができます。さらに多くの人が接種を受けることで、集団の中での流行を阻止することができる集団免疫効果が期待できます。定期の予防接種の漏れがある場合は、追加で打つことをお勧めします(費用負担が発生します)。
電話番号 0749-74-1209
接種可能なワクチンは以下のとおりです。
小児
定期接種
- ヒブ(インフルエンザ菌)
- 肺炎球菌
- B型肝炎
- ロタウイルス
- 四種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ)
- 二種混合(ジフテリア、破傷風)
- 三種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風)
- BCG
- MR(麻疹、風疹)
- 水痘(水疱瘡)
- 日本脳炎
- HPV(子宮頸癌など)
任意接種
- おたふくかぜ
- インフルエンザ
成人
- 肺炎球菌
- 破傷風
- 帯状疱疹
- インフルエンザ
※A型肝炎、風疹、ポリオ、髄膜炎菌、狂犬病についてはご相談ください。
※黄熱病、腸チフスは接種できません。
禁煙外来
当院は保険診療で「禁煙外来」を実施しています。
タバコをやめたいと思っていらっしゃる方は受付でご相談ください。保険適用になるには、以下の3つの項目を満たす必要があります。
- 産禁煙することを希望し、12週で5回の禁煙治療を行うプログラムの説明を受け、当該治療を受けることを文書により同意している方 ※1
- 35歳以上の方は、ブリンクマン指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上の方。35歳未満の方は、ブリンクマン指数の条件はありません。
- タバコ依存症スクリーニングテスト(TDS)で依存症と診断された方。
※1 初診日より12週を過ぎての受診は保険適用外になり、全額自己負担となります。また、過去1年未満に禁煙外来を受診された方は保険適用外になり全額自己負担となります。
ニコチン依存症判定テスト
ここではニコチン依存症判定テスト (TDS)を実施できます。以下の10の質問に「No」か「Yes」で答えてください。
YES合計が5以上ある場合、禁煙外来を受ける条件のうちの一つを満たします。
YES合計が5以上ある場合、禁煙外来を受ける条件のうちの一つを満たします。
メンタルヘルス
気分が落ち込む、仕事が手に付かない、眠れない、不安が強いといった症状、職場や学校や育児ストレスなどで悩んでいませんか?うつ病やパニック障害、不安障害、不眠症、自律神経失調症などについて薬物療法とカウンセリングを行っています。お一人で悩まず、まずは御相談下さい。
物忘れ・介護の相談
物をどこに置いたか忘れてしまった、時間や季節が分からなくなってしまった、徘徊をしたり、物を 取られた妄想を言ったりするようになった。あなたの周りでこのような症状で困っている人はいま せんか。このような症状でお困りの方はご相談下さい。もの忘れには正常な老化、認知症、認知症 に似た他の病気などがあります。これらを問診、診察、認知機能検査、画像検査(他院で実施)を 行い、診断していきます。
現在でも認知症や認知機能障害の患者数は多く、今後認知症患者が増えてくることが予想されて います。認知症は一人で悩んだり、家族で抱え込んだりするものではなく、地域でみる病気と言わ れています。ご家族、地域でこのような症状でお困りの方がいらっしゃいましたら、是非ご相談下 さい。